スターウォーズ計画 2013 2 16
スターウォーズ計画というと、
レーガン政権を連想するでしょうか。
今では、スターウォーズ計画は、
すっかり忘れ去られていますが、
本当に、あの計画は、終わってしまったのか。
あれは、ブッシュ政権の時でしたから、
確か2004年ごろだったと思います。
私は、アメリカに対して、宇宙開発を強く勧めたのです。
「地上の戦いでは、競争者が多すぎる。
しかし、宇宙ならば、アメリカに対する競争者はいない」
その後、どうなったか、わかりませんが、
一昨年、昨年と、アメリカ空軍が、
巨大ロケットを何回も打ち上げていました。
それは、巨大ロケットというよりも、
ずんぐりとした形の「太ったロケット」でした。
それを見て、「よほど重いものを積んでいるのだろう」と思いました。
そのほかに、無人のスペースシャトルが、
アメリカに帰還する映像が何回もありました。
有人のスペースシャトルは引退しましたが、
無人スペースシャトルは活発に活動しているようです。
宇宙に「空軍基地」でも作る計画でもあるのでしょうか。
いずれにせよ、アメリカの未来は、宇宙にあります。
レーガン政権のスターウォーズ計画は、
技術的に時期尚早であり、まるでSF映画のような話でした。
しかし、今ならば、技術的には可能でしょう。
レーガン大統領の遺志を継いだ者はいます。
その人たちの中で、レーガン大統領の信念は、今も生き続けているでしょう。
「核兵器なき世界」を目指して。
(スターウォーズ計画とは)
1980年代、核の均衡は、相互確証破壊(MAD)に基づいていたが、
アメリカ大統領のロナルド・レーガンは、これをよしとしなかった。
レーガン大統領は、1983年3月23日夜の演説で、
ソ連の脅威を強調すると共に、
アメリカや同盟国に届く前に、ミサイルを迎撃し、
「核兵器を時代遅れにする」手段の開発を呼びかけ、翌3月24日に開発を命じた。
(ウィキペディアから引用)
核兵器なき世界 2013 2 11
「核兵器なき世界」とは、軍事戦略の一環です。
核兵器を超える「究極の兵器」を作れば、
「核兵器ゼロの世界」が実現します。
2005年2月16日に書いた「究極の抑止兵器」とは、
「核兵器なき世界」を目指すものです。
つまり、「究極の抑止兵器」が完成したところで、
「核兵器ゼロの世界」を宣言するのです。
問題は、このような壮大な構想には、巨額の開発費がかかることです。
そういうわけで、維持費がかさむ巨大空母や大型核ミサイルは、
徐々に削減する必要があります。
「究極の抑止兵器」に書いてある、
X線レーザーは、あくまでも一例です。
あの構想から8年、「核兵器なき世界」を目指して。
究極の抑止兵器 2005 2 16
核兵器は、前世紀の古い兵器です。
こうした古い兵器を、地球上から撤廃することが、多くの人の願いです。
にもかかわらず、いまだに、こうした古い兵器の開発が終わりません。
「核兵器の廃絶」と主張したところで、核兵器はなくなりませんので、
「核兵器を超える兵器」や「核兵器を無効にする兵器」を作るしかないでしょう。
レーザーというと、赤い光など、
色の付いたレーザーを連想するでしょうが、無色透明なレーザーもあります。
たとえば、赤外線レーザーや紫外線レーザーです。
その応用例として、X線レーザーがあります。
X線レーザーは、直進性が強いとともに、膨大なエネルギーを発揮します。
そういうわけで、核兵器の格納庫に対して、
はるか彼方から、X線レーザーを照射しても、核爆発が起きます。
こうしたX線レーザー砲を、飛行機や衛星に搭載して、
核兵器の格納庫に対して、照準を合わせれば、究極の抑止兵器となるでしょう。
もちろん、X線レーザーを作ることは、まだ数多くの問題があります。
しかし、青色LEDの開発のように、不可能が可能になってしまうのが、科学技術です。
科学技術には、必ず、ブレークスルーがあります。
科学技術を、このようなことに利用するのは、誠に残念ですが、
核兵器の開発を、いまだに止めない国が多いのは、さらに残念なことです。
日本は、核兵器の保有国になるべきではありませんが、
X線レーザーの保有国にはなるべきです。